VIERRA桃谷
開発プロジェクト
商業施設

駅が生まれ変わり、街をつくっていく

プロジェクトの想い 
APPROACH

コンセプトは「高感度で居心地よい街」。地域の人が誇れる「桃谷駅」へ

「心うるおう小道 ~ Natural & Relax ~」

沿線のイメージアップを目的に、JR西日本グループが進める「大阪環状線改造プロジェクト」。その一環として、下町のイメージが残る桃谷駅に、馴染みのある店舗から高感度なショップまでが集まる商業施設「VIERRA桃谷」がオープンしました。

高架下空間ということもあり、高さ制限や耐震補強された鉄骨部材が目立つなど建築条件が難しいなか、逆にレトロな雰囲気を持ち味にした外観にしました。
また、敷地面積の約1/3をゆとりの空間として活用し、歩道との斜面には緑の空間をつくることで、店舗側と歩道側の両方から心地よい風景を創出。第11回『おおさか優良緑化賞』奨励賞を受賞しました。

駅の開発だけでなく、地域の人が使いやすい街をつくる

VIERRA桃谷に面した歩道

桃谷駅のリニューアル工事とともに進めた、商業施設開発。一番の課題は、地域にお住いの方々が心地よく歩きやすい街をつくることでした。
流動調査でわかった3つの点(商店街、スーパーマーケット、駅)の人の往来に着目し、駅北側にて新改札口の設置、VIERRA桃谷に面した歩道の整備、デザイン性の高い駐輪スペースなどの設置を行い、スムーズな人の流れをつくり出すことができました。
地域の方々からは「自慢したくなる桃谷駅になった」と高い評価をいただいています。

施設概要

  • 施設名称

    VIERRA桃谷

  • 所在地

    大阪府大阪市天王寺区堂ヶ芝1丁目200-5

  • 最寄り駅

    JR桃谷駅北口改札直結

  • 延床面積

    1,098㎡

  • 構造・規模

    鉄骨造・地上1階

  • 開業

    2016年8月