多様な働き方をサポートするコワーキングスペース
横浜市の課題解決型公募において選定された、横浜市旧南区総合庁舎跡地プロジェクト。
横浜市が求める「住民の生活の質の向上」に寄与し、地域の課題である「交流の場の提供」「少子高齢化・子育て」に対して、ソフト・ハード両面から地域を支える複合商業施設を提案。これまでの地域貢献の実績に対する評価とともに、新しい街づくりの拠点となることを託されました。
多目的スタジオやオープンテラス、オープンスペースを整備。地域の方々のさまざまなニーズに応える施設を用意し、地域交流だけでなく情報発信の拠点を目指しています。
災害時に必要となる備品をそなえた地域の方々が利用する防災倉庫の設置や、災害時に一時滞在施設としての役割を担っています。
リモートワークや学習の場所を提供する、コワーキングスペース。オープンテラスや地域交流スペースでは、お客様にご利用いただけるFree Wi-Fiを導入しています。
日常生活を支えるスーパーマーケットや飲食店のほか、クリニックモールや学習塾、スポーツクラブ、リハビリ&介護予防事業施設などで構成しています。
食事会や料理教室などに使えるキッチンスタジオ
「地域交流」という目的は、継続的に取り組んでこそ成果があらわれるもの。そのためには、場所を提供するだけでなく、運営面においても密接に関わっていく体制が不可欠です。
そして、主役はつねに地域にお住まいの方であること。地元に愛され親しみをもってご利用いただけることを基準としています。
VIERRAの基本姿勢は、その地域の課題や困りごとを解決する機能や施設コンセプトをゼロから考え、企画・開発し、運営管理も関わっていくことですが、VIERRA蒔田にはそのノウハウを色濃く発揮することができました。
街の顔となる商業施設として、忘れてはならない環境対策。
断熱性にすぐれた外壁材やLow-E複層ガラスなどにより、建物の遮熱断熱性を向上。さらに高効率空調機器やLED照明を採用することで、一般的な建物に比べて(基準一次エネルギー消費量の)50%以上削減を達成しました。
その結果、「建築物省エネルギー性能表示制度 BELS」※1において5段階評価の最高ランク(星5つ)を獲得。また、ZEB Ready※2認証を、JR西日本グループの複合商業施設として初めて取得しています。
※1 BELSとは、建築物における省エネ性能を第三者機関が評価し認証する建築物省エネ性能表示制度。
※2 ZEB(ネット・ゼロ・エネルギー・ビル)とは、快適な室内環境を実現しながら、建物で消費する年間の一次エネルギーの収支をゼロにすることを目指した建物。
ZEB Readyとは、ZEBを見据えた先進建築物として、外皮の高断熱化及び高効率な省エネルギー設備を備え、再生可能エネルギーを除いた基準一次エネルギー消費量から50%以上の削減に適合した建築物。
施設名称
VIERRA蒔田
所在地
横浜市南区花之木町三丁目48番1
敷地面積
4,399㎡
延床面積
16,549㎡
構造・規模
地下鉄筋コンクリート造 地上鉄骨造・地下2階 地上4階
開業
2022年10月
まちづくり事業本部 TEL:06-7167-5608
営業時間:9:00~17:30(土日・祝日除く)