NEWSニュースリリース

2022年10月27日 住宅

環境共創型マンションにおける産学連携について
分譲マンション「ジェイグラン京都西大路」

JR西日本不動産開発株式会社が計画中の分譲マンション「ジェイグラン京都西大路」において、このたび、京都大学の自然科学分野における研究者と連携して、SDGs(持続可能な開発目標(Sustainable Development Goals))の達成に貢献するプロジェクトを計画し、京大オリジナル株式会社とのコンサルティング契約を締結いたしましたのでお知らせいたします。

 

 

■背景

京大オリジナル株式会社(※)は、京都大学の産学連携推進を目的に、京都大学100%出資の事業子会社として2018年に設立されました。今回のプロジェクトでは、SDGs(11,12,15,17)の達成を目指し、京都大学の生態学研究者などの知見をマンションの植栽計画策定や居住者の学ぶ機会の創出に活用していくこととしています。
※ 京大オリジナル株式会社 https://www.kyodai-original.co.jp/

 

 

■取組みのポイント

① 生態学的知見を活かした植栽計画

本物件では、事前に計画地周辺に生育する生物調査を行うとともに、京都大学 伊勢武史准教授(フィールド科学教育研究センター 森林生態系部門)からの協力を得て、在来種を中心とした樹種の選定や生態学的相性に配慮した配置など、陸上生態系の保護を念頭に置いた計画を策定しました。

 

② コミュニケーションを喚起するプランニング

接道面にはヤマザクラやイロハモミジといった季節の移ろいを感じさせる樹種を多く配置し周辺環境に配慮しました。また、居住者は、スギゴケなどを市松風に配置した「眺の庭」と、常緑樹のシラカシやソヨゴを中心とした緑の中で安心して過ごせる「寛の庭」の2つの庭園を敷地内で楽しむことができ、コミュニティ醸成の場としても機能することを目指しました。

 

③ 学ぶ機会の創出とシチズンサイエンスの実践

居住者の方々に、学ぶ機会を提供し生態系を含む自然環境などへの関心を持っていただくため、敷地内外における生物モニタリングの実施や、京都大学附属研究施設視察ツアーなどを企画。京都大学の研究者によるセミナーやワークショップなど、SDGs達成のための教育的価値も併せ持ったプロジェクトとなる予定です。

 

 

■物件概要

所在地京都市南区吉祥院中島町15-1、82-2
交通JR京都線「西大路」駅徒歩5分
構造・規模鉄筋コンクリート造地上7階建て、156戸
竣工時期2024年3月(予定)
事業主・売主JR西日本不動産開発株式会社、NTT都市開発株式会社
設計・監理ジェイアール西日本コンサルタンツ株式会社、大鉄工業株式会社
施工大鉄工業株式会社
管理JR西日本住宅サービス株式会社

 

 

■ジェイグランシリーズのSDGsへの取り組み

https://www.jgran.jp/concept/sdgs.html
JR西日本グループの一員として、私たちは安全・安心な住まいをお客様に提供し、毎日の暮らしのなかで無理なく環境保全に貢献ができるよう、さまざまな取り組みを進めています。

 

 

■ジェイグランのポリシー「“つながりの場”をつくる -Make PLACE-」

https://www.jgran.jp/story/makeplace.html
居心地のよい工夫のある共有スペースには、自然に人が集まってくる。笑顔がこぼれ、楽しい会話がはずみ、その結果としてコミュニティが形成されていく。そのような場をつくることが「Make PLACE」という取り組みです。

 

 

■今回の取組みにより貢献するSDGsの17の目標

 

 

 

【本件に関するお問合せ先】

JR西日本不動産開発株式会社 住宅事業本部 事業推進部(担当:小牧)

TEL 06-7167-5606 / 080-3834-5498