NEWSニュースリリース

2022年6月13日 その他

名古屋市でマルチテナント型物流施設「CPD名古屋みなと」を竣工

株式会社センターポイント・ディベロップメント(代表取締役:吉川 陽介/以下、CPD)、三菱HCキャピタル株式会社(代表取締役 社長執行役員:柳井 隆博/以下、三菱HCキャピタル)、JR西日本不動産開発株式会社(代表取締役社長:國廣 敏彦/以下、JR西日本不動産開発)は、3社が共同出資する名古屋みなとロジスティクス特定目的会社を建築主とする物流施設「CPD名古屋みなと」を2022年5月31日に竣工しましたことをお知らせします。

 

「CPD名古屋みなと」は、延床面積約23,000㎡のマルチテナント型物流施設です。名古屋市中心部から10km圏内に位置し、名古屋市南部の基幹産業道路である国道23号名四バイパス「寛政IC」まで約1kmと、名古屋圏内への配送拠点に適しています。また、東名・新東名高速道路に直結する伊勢湾岸自動車道「名港中央IC」まで約6km、名古屋第二環状自動車道「飛鳥北IC」まで約6kmと、中部圏のみならず東日本・西日本向けの広域配送拠点としても利便性の高い立地です。加えて、名古屋駅に繋がるあおなみ線「稲永駅」からも徒歩約4分と通勤利便性が高く、周辺には豊富な労働人口を抱える住宅エリアが広がることから、雇用確保にも優位性があり、物流施設として恵まれた立地条件を有しています。

 

「CPD名古屋みなと」は、地上4階建で、1フロア約1,700坪(賃貸区画)を有しており、約2,200坪(賃貸区画)からの分割利用が可能です。当施設は、床荷重1.5t/㎡(1階は2.0t/㎡)、柱スパン11m×10m、梁下天井有効高5.5m(一部7.0m)と、最新型物流施設の仕様を備えています。1階には現場対応用の荷受事務所を設置しているほか、庫内には荷物用エレベーターを3基、垂直搬送機を3基設置することで、多様な荷物への対応が可能となり、貨物の搬送および保管の効率化を実現します。庫内にはA-SAFE社製の衝撃吸収に優れたボラード*1を採用し、入居企業のオペレーションにも配慮しています。

 

また、当施設は、外壁に断熱性能の高いサンドイッチパネルを採用したほか、全館にてLED照明や昼光利用センサーを備えるなど省エネ対策を施しており、環境負荷低減に配慮した施設としてCASBEE(建築環境総合性能評価システム)「Aランク」、BELS(建築物省エネルギー性能表示制度)「5スター」およびZEB ready(建築物の一次エネルギー消費量に関する評価)の評価を得ています。さらに、制震ブレース*2を採用した揺れに強い構造、非常用発電機の設置に加え、浸水対策として受変電設備を2階のバルコニーに設けるなど、入居企業のBCP(事業継続計画)にも貢献します。

 

*1 フォークリフトやトラックによる建築設備への接触を防止するガードポール
*2 地震時の揺れを抑制する補強材

 

 

■施設概要

施設名:CPD名古屋みなと
所在地:愛知県名古屋市港区十一屋一丁目16番1
敷地面積:11,600.31㎡
延床面積:23,700.77㎡
構造:鉄筋コンクリート造・一部鉄骨造4階建
着工:2021年4月1日
竣工:2022年5月31日
監理監修:株式会社エノア総合計画事務所
設計施工:東亜建設工業株式会社
施主:名古屋みなとロジスティクス特定目的会社

 

 

■位置図

位置図

 

 

■外観

外観外観

 

 

■内観

<倉庫>

倉庫

<トラックバース>

トラックバース

<事務所>

事務所

<エントランス>

エントランス

 

 

【本件に関するお問い合わせ先】

JR西日本不動産開発株式会社
まちなか事業本部 企画・推進部 アセットマネジメント課

TEL 06-7167-5608