分譲マンション開発ストーリー

ジェイグラン北千里

すべては住まう人のために。
チームで考え抜き、結果につながった。

チームメンバー

  • 仲居 剛

    住宅事業本部 事業推進部 事業企画課 課長

    仲居 剛

    Nakai Go

  • 中津留 敏剛

    住宅事業本部 事業推進部 営業企画課 係長

    中津留 敏剛

    Nakatsuru Toshitake

  • 辻 瑛子

    住宅事業本部 カスタマー事業部 品質管理課

    辻 瑛子

    Tsuji Akiko

  • 渡邊 日香里

    住宅事業本部 事業推進部 事業企画課

    渡邊 日香里 2014年入社

    Watanabe Hikari

    先輩社員インタビュー

北千里を代表する、ランドマークを目指して。

Q

「ランドマークを目指す」ということは、それに相応しい条件が揃っているということですよね?

渡邊

ここは阪急千里線の沿線のなかでも、人気の高いエリアなんです。緑にかこまれた閑静な住宅街が広がっていて、この土地に惚れ込んで長くお住まいの方も多い。
それに加えて、北千里駅から徒歩3分という立地は、とても魅力的だと思います。

中津留

始発駅なので、大阪都心へ座って通勤できるのもメリット。利便性と住環境の良さという、二大要素がそろった物件はなかなかないです。

仲居

さまざまな好条件が揃っていること。また、駅前の景観としても誇れる存在にという思いもあり、ランドマークを目指そうとなったんです。

とはいえ、存在感のあるデザイン性をもたせつつも、周辺の落ち着いた住環境にも調和させる必要がある。その2つをいかに共存させるかは、かなり議論した部分ですね。
もちろん、デザインだけでなく間取りや部屋の形、住みやすさ・・・。徹底的にこだわっていこうとなった。

Q

デザインや住みやすさにおける、こだわりとは?

渡邊

外観デザインでいうと、風景になじむ落ち着いた佇まいながらも、水平と垂直、それぞれのラインを強調することで美しくモダンな雰囲気を出すようにしました。
たとえば、外壁タイルは周辺の街並みにあわせた色彩を検討しながら、道沿いの角を強調した面のデザイン。また、空に伸びる縦のラインを強調したマリオンでの分節など、さまざまな部分に要素を散りばめて。

辻

住みやすさという点では、渡邊さんの間取りにかける想いはすごかったです。何回も何回も検討して、使いやすい間取りってどうなんだろうって。

渡邊

入社して4年間は営業企画課に所属し、マンションの販売業務を担当していました。よくお客様から聞こえてきた意見が、間取りの使い勝手や収納スペースのことなんです。
とくにこの地域は、戸建て住宅にお住まいの方が駅近マンションに住み替えるというケースも多い。戸建てに比べると、どうしてもマンションの収納スペースは限られます。それでも、少しでも使いやすくと考えて、全戸をダブルウォークインクローゼット+納戸付きのプランにしたんです。

仲居

居室スペースを広く保ちながら、いかに収納も十分に設けるか。効率のいい間取りをとことん追求したのが、ジェイグラン北千里です。
実際に、お客さまからも高い評価をいただいています。

中津留

たしかに、今までのジェイグランシリーズのなかで、一番いい間取りができたと思います。

住んでみて、ほんとうに満足していただけるように。

Q

意見を出し合うのは、どんなメンバー構成で?

渡邊

一つの物件に関して、仕入れから企画、販売、工事、管理までそれぞれの課で担当者がいて、みんなで意見を出し合って進めています。

仲居

多様な意見が出ますが、いいアイデアはどんどん取り入れる。根幹である安全性・品質はしっかり守りながら、住む人にどうすれば喜んでもらえるかと。

辻

たとえば、部屋の形もそうです。使いやすいように、できるだけきれいな形に整えているのですが、そこに至るまでには何度も調整をくり返しました。
やっときれいな形になったと思えば、配管の位置などで再度検討が必要になったり。バランスを考えたうえで形を整えるためには、いろいろなパーツを細かく動かしていく必要があるんです。

仲居

そういった調整や検討が必要になるけれど、それでもこだわるのは、安全と品質に関わることが何より大切だからです。
デザインの良さだけで商品を選んだがために、安全と品質が損なわれてしまっては意味がない。住んでから困るのはお客様ですから。

Q

人が永く住む建物をつくる。責任の重い仕事ですね。

渡邊

だからこそ、みんなで意見を出し合って、考え抜くことが大事なんだと思います。

中津留

建物って、人がつくるものですから。1~2年かけて多くの人たちが集まって進めていくなかで、道がそれないようにちゃんと交通整理するのが、ディベロッパーの役割。さらには、より良いものに方向修正していくことだってできる。デザインも品質も、住みやすさも。それがこの仕事のおもしろさかもしれないですね。

辻

設計会社様や施工会社様など、皆様に協力してもらってやっとできることです。毎週、現場を見にいって、細かな打ち合わせをして改良も加えながら、少しずつ出来上がっていく。

仲居

現場の方がいないと成り立たないですから。
しっかりとした協力体制をつくって、一番いいものに向かって全員が動いてもらえるようにしていくのが、私たちの役割なんです。

若手もベテランも、みんなで考える。

Q

若手社員が前面にでている印象があります。

渡邊

若い社員にどんどん任せる、というスタンスはあると思います。
この北千里プロジェクトも、事業企画課の主担当は私、品質管理課は辻さん。まだ二人とも経験は浅いですが、プロジェクトリーダーとしての行動は求められる。ただ、先輩方がサポートしてくださるので、私たちは安心して前をむいて走れるのだと思います。

仲居

会社が、若手にどんどん経験を積んでもらうことで、成長してほしいと考えているからだと思います。

しっかりとしたチェック・サポート体制のもと、チームみんなで進めつつも、主担当にメインで走ってもらう。自分でやっているという意識がないと、人は成長しないですから。

辻

私も事業企画課から品質管理課に異動したので、最初のうちは現場へ行っても用語がわからず、海外留学に来たみたいでした(笑)。品質管理マニュアルという当社規定の分厚い冊子をみても、何が何だかわからない。
でも、分からないことはどんどん質問させてもらって、自分でも必死で勉強しました。

Q

社内の勉強会も活発に行われているとか?

渡邊

最近は「コミュニティ形成」についても勉強しています。
たとえば、エントランス空間のソファも、なんとなく置くのでなく、どうすればみんなが座ってくれるかを考える。そうでないと、コミュニティが生まれていきませんから。
そのためには、ソファの高さや角度、通路との距離など、人が心地よいと思える条件があって、さまざまな文献や事例をあつめては勉強しているところです。

中津留

理論と数値化の両方が必要だから、時間も労力もいるんです。

渡邊

同じマンションに住む人たちが、コミュニティを深めてもらえるようになることは、住みやすさやセキュリティ面でも非常に大切なこと。
そんなコミュニティが自然に生まれるような取り組みを「Make PLACE(メイクプレイス)」と名付けて、全社的に取り組んでいるところです。

必死になって取り組んだ結果が、ブランドの基準を作っていく。

Q

チャレンジングな姿勢が、よい結果につながっていると感じますか?

仲居

ディベロッパーとして、当社はまだまだ若い会社です。これまでは、経験のあるキャリア採用社員が引っ張ってくれて、確実に力がついてきた。

これからは、もっとブランドのオリジナリティを明確にしていく必要があるし、基準も確立していかないといけない。それを今、担ってくれているのが若手の社員たちです。
だから、チームみんなで相談しつつ、考えてつくっている。若手の視点から学ぶことも多くあります。

中津留

若手やベテラン関係なく、意見をいえる会社です。いい提案であれば、どんどん採用して進化させていこうとなる。
もちろん、提案するからにはちゃんと考えて、資料を揃えて、みんなを説得しなければいけない。でも、そうやって自分たちの出した意見が、多くの人たちが住まう建物として世の中に残っていく。非常に楽しいですよね。

渡邊

責任は重いけれど、熱意をもってやればやるほど結果につながる。だから、もっと探求したくなるのかもしれないです。

辻

そうですね。それがジェイグランのブランドにまで貢献できたら、すごく嬉しいなと思います。

仲居

自分たちがそこまでこだわったものを、お客様にお伝えして「そこまで気を配ってくれているのか」とか「このデザインが美しいと思うのは、そういう理由からか」と共感していただけたときに、ブランド価値がついてくる。
JR西日本グループのマンションブランドとして、もっともっとファンを増やしていきたい。それがみんなに共通する想いだと思っています。

※ 所属部署は、インタビュー当時の部署を掲載しております

携わった先輩インタビュー

  • 高架下商業施設の開発 ふくまる通り57
  • 高架下商業施設の開発 ビエラ野田
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  • 駅ビルの開発 ビエラ大津
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