目標にむかって、ひたすらに。壁を越えるたびに、やりたいことが見えてくる。

新卒採用

高架下事業部𠮷野 琴未

目標にむかって、ひたすらに。壁を越えるたびに、やりたいことが見えてくる。:【新卒採用】高架下事業部 𠮷野 琴未

なりたい自分へ、まっすぐに なりたい自分へ、まっすぐに

主な仕事内容は?安全を最優先に便利をつくっていく。

高架下開発において、設計の打ち合わせや建物の品質管理といったハード面(建築系)を担当しています。「こんな建物をつくりたい」という提案をさせていただき、図面をチェックし、打ち合わせを重ねながら、理想を形に。工事がはじまれば、実際に現場におもむき建物を最終形に近付けていく。
入社してはじめて、建物が完成していく全ての工程を見ましたので、最初はどこをどう見てよいのかわかりませんでした。完成後は誰の目にも触れなくなってしまう基礎の部分のチェック項目の多さには、感心させられました。業者さん任せではなく、当社の人間が何度も確認を重ねて工程を進めていくんです。品質管理の徹底ぶりは群を抜いていると思います。
安全を徹底して担保しながら、ようやくひとつの建物が生まれる。そんな建物の根幹をまかせてもらえることは喜びですし、責任の大きさも感じています。

高架下事業の工事場所は毎日鉄道が走っている線路のすぐ真下。もし事故が起これば鉄道運行に支障が出てしまいます。駅での工事は、鉄道をご利用いただくお客様の近くでの作業になりますから、安全対策は絶対に手を抜かない。全社的に、その姿勢は徹底しています。

今まで関わったプロジェクトで、最も印象的な出来事は?現場を知り、判断するのが最善。

設計や工事の推進をおこなうハード面の主担当となったJR野田駅の高架下再開発プロジェクト、ビエラ野田です。2年目で開発課に異動してすぐに担当に。不安はありましたが「まかされたからには!」という思いで挑みました。

既存建物を再利用したリニューアルプロジェクト。使える柱や屋根は活かしながら壁は全部取り替える。そのうえで周辺住民のニーズに合ったテナント様を誘致する。そういう案件でした。
もとが古い物件ですので、図面だけでは分からないことが多かったんです。たとえば、図面に記載のない古い電線が壁から大量に出てきたときは、必要なものかどうか全てチェックして整線したり。施工面では、もともとあった材料と使おうとしている素材との相性が良くなくて、簡単には収まらなかったので四苦八苦しました。古いものを活かすリニューアルならではの難しさがありましたね。

図面で判断できなければ、実際に現地で顔を突き合わせてみんなで考える。それが一番早い解決方法です。「しつこいくらい現場に通え」と、先輩たちから教わった意味が分かりました。週に1度工事の進捗を確かめる定例会だけではなく、週に何度も現場に行っていました。

主担当として私が意思決定をし、発言し、窓口にもなる。もちろん、分からないことや迷うことがあれば持ち帰って上司に相談したり、ときには隣についてもらいましたが、基本的には1人で動いていました。交渉相手はみなさん経験豊富な方ばかりです。ただ、しっかり意見を言わなければプロジェクトが前に進みませんので、やるしかない。
当たり前のことですけれど、現場で感謝の気持ちを「ありがとうございます」とハッキリ言葉にして伝えるようにしていました。お互い気持ち良く仕事をしたいですから。プロジェクトを終えたときに業者さんから「また仕事したいね!」と言っていただいて。真夏に現場のみなさんと食べたアイスの味を思い出しました(笑)。嬉しかったですね。

自分が成長できるなと感じるポイントは?経験が自分を成長させてくれる。

これまで担当してきた案件を通じて得た知識や経験が身につき、次の案件で活かせるようになっています。主担当の経験から、この時期には何をしなければならないのか?リミットはいつまでなのか?といった全体像をつかめたことは大きいですね。
いまも新しい高架下物件を担当しているのですが、ビエラ野田で経験した同じ様なケースへの対応も早く、確実になっているのを感じます。
この先、新しいことや初めてのことが出てきても、それを自分の栄養にして、成長していきたいなと思っています。

JR西日本不動産開発に入社したいと考えたポイントは何ですか?住む人自身が好きになれる街をつくりたい。

同じ建築専攻の研究室にいた先輩がすでに入社していて、社内の雰囲気を聞いていました。
面接の際には「高架下開発がやりたい!」と公言して、入社後もアピールしつづけていたら希望が叶ったんです。

大学の4年間は黙々と図面を引いていました。自分がつくりたい建物をプレゼンすることは楽しかったです。ただ、私は人と話すことも好き。建築を学んできたことを活かしつつ、人と関われるのがデベロッパーという業界だと分かり、がぜん興味がふくらみました。
そんな思いもあって、大学院では街づくりの研究室に。
大学周辺の街を活性化する仕組みづくりの活動に参加したのですが、住民の方々が熱意をもって街の良さをアピールしている姿を間近で見て、こんなにも愛着をもてる街が増やせたら、と感じました。
建物をつくって「点」で終わるのではなく、駅を中心として「面」で広がっていく開発ならば、住む人たちの暮らしを豊かにできる。愛される街づくりができる。そんな想いで入社しました。

ハードルは越えるためにある ハードルは越えるためにある

自分のキャリアアップに向けて取り組んでいることは?もう一歩先へ。ハードルを上げることで強くなる。

一級建築士の勉強をしています。
専門知識があれば設計や施工の打ち合わせの際に、的確に指摘や議論ができるのに、と感じたんです。建築をずっと学んできて仕事にもしているなかで、それを成果として目に見える形にしたかった。
いまはハード(建築系)の業務しか経験していませんが、将来的にはソフト(営業系)もできるようにとも。図面が読めた上で面積から賃料を計算したり、ハードとソフトの両面わかっていると交渉ごともスムーズだと思います。営業はまったく未知の世界なのですが、営業担当の先輩のテナント協議に同行することで、協議ノウハウを学んでいきたいです。

仕事とプライベートの両立(ワークライフバランス)はできていますか?成長をあと押ししてくれる環境がある。

会社の理解がなければ、業務と並行して資格を取るのはむずかしい。その点、フレックスタイム制はありがたかったです。自分の裁量でメリハリをつけて仕事ができるので、模擬試験の前には15時に退社して勉強時間を確保していました。
働きながら時間をつくる感覚が身に付いたので、いろいろなことにチャレンジしたいですね。

休日の過ごし方は?やりたいことがあると、つい走り出してしまう。

勉強の話ばかりになってしまって申し訳ないのですが(笑)。
資格試験の時期は休日もほぼ勉強漬けです。平日は帰宅後3時間勉強して土曜はもっと、日曜日は資格の学校に行って、みたいな生活です。
負けず嫌いなので、やろうと思ったら努力するのは苦じゃないんです。

父が仕事柄資格をたくさんもっていて、「頭がやわらかいうちに勉強しとけ」と言われていたのが影響しているのかもしれません。そんな両親も私も旅行好きなので、月に1回くらいの頻度で一緒に温泉に行きます。旅先で父と資格試験の話はしないですよ(笑)。
海外旅行も好きなので、東南アジアは制覇したいと思っています。適度に楽しい予定を入れることで、より一層仕事が頑張れます!

就職活動中の学生さんへ、就活で大切なノウハウを。就活は自分自身を深く知るチャンス。

私が就活で意識していたのは3つのポイントです。

  1. たくさんの人から話を聞く(インプット)
  2. 話を聞いて得た内容と、自分のやりたいこと・考えを照らし合わす(チェック)
  3. 面接の際に自分の言葉で表現する(アウトプット)

これを繰り返して、自分の軸を確かなものにしていきます。自分のやりたいことがハッキリしていけば、おのずと入りたい会社も見えてくると思います。後悔のない就職活動になるように応援しています!

※ 所属部署は、インタビュー当時の部署を掲載しております。

携わった開発プロジェクト

高架下事業部

𠮷野 琴未

2016年 入社

生活科学研究科卒

好奇心旺盛で仕事・プライベート問わずに色々なことに積極的に取り組む性格。趣味は音楽ライブフェスや旅行。開放感のある場所で聞く音楽、見たことのない景色や文化に触れると良い刺激になります。

一日のスケジュール

AM 7:00

AM 7:00

起床

AM 8:45

AM 8:45

出社

メールチェック、電話対応をおこなう。
この後の協議に持参する資料を再度確認する。

AM 10:00

AM 10:00

JR協議

JRの高架・線路を管理する部門と工事内容の打合せ。
工事の安全性について相互に確認をおこなう。

AM 11:20

AM 11:20

議事録作成

関係者へ情報共有。

PM 0:00

PM 0:00

ランチ

外食で気分転換。

PM 2:00

PM 2:00

現場打ち合わせ

百聞は一見に如かず、電話確認ではなく出来るだけ現場で問題解決をする。
各施工段階での課題共有、部材の収まり検討などをおこなう。

PM 4:00

PM 4:00

帰社

現場での検討事項取りまとめ。
上司に相談の上、本日中に解決できた課題はその日のうちに施工者へ回答。

PM 6:00

PM 6:00

退社

PM 6:30

PM 6:30

勉強

資格学校の自習室で勉強。集中して取り組む。

PM 10:00

PM 10:00

帰宅

AM 1:00

AM 1:00

就寝