先輩インタビュー
海外事業に
手を上げた!
米国の新規開発に
挑む日々
海外事業部
内田 大生
2021年 新卒入社
住宅開発の経験をいかして、
海外での新規開発に挑戦
Q.どんな仕事内容ですか?
海外での新規開発案件を探して社内検討を進めたり、進行中の物件に関する運営(定例会議や予実管理)に携わっています。
今はアメリカの賃貸レジデンス開発に関わっていて、現地デベロッパーとの調整から社内の意思決定、収支関係や契約手続きなどを担当しています。
もともとは住宅開発部門で、賃貸物件の管理や分譲マンションの営業、土地の仕入れ業務を経験してきたので、それらの経験を活かしつつ。でも、国内と海外では商習慣がかなり異なるので、試行錯誤しながら進めているところです。

Q.海外事業部への配属は、自ら希望して?
はい、昨年6月に発足された事業部なので、メンバーはみんな自分から希望した人ばかり。社内公募制度というのが年に一度ありまして、そこで希望を出しました。
私の場合は、それ以前からアメリカ・ダラスの賃貸レジデンス開発を担当していたことと、「海外に駐在して、開発案件に挑戦したいです」とアピールしたのが良かったのかもしれません。
Q.各部門からチャレンジャーが集まってきたと。
そうですね、皆さん熱い思いをもっておられます。各部署から集まっているので、バックグラウンドも人それぞれ。商業系の開発に強い方や住宅系の開発に詳しい方、経営企画部門の出身など様々なので、勉強になることばかりです。
また、新設された事業部であるため、海外事業という分野ではみんなが新1年生。だから、お互いの経験値や知見を持って、一緒に相談しながら進めていく楽しさがありますね。

「こんなにデカいプロジェクトだったのか」
現地を見て実感
Q.この仕事で一番のおもしろみは?
スピード感とダイナミックさだと思います。ダラスの開発地は、街の中心というよりはミッドタウンにあたる地域ですが、行ってみると街がどんどん拡がっているのを実感します。
工場やオフィスビルが数多く建設中で、その周囲には住宅も増えている。まるで東南アジアか新興国みたいに活気があって、これは日本国内では味わえないなぁと。
そんな街のしかも中心部で、大きなプロジェクトに携わっているのかと思うと、ゾクゾクするほどやりがいを感じました。
Q.海外での事業展開、戸惑うことも多い?
日々、悪戦苦闘しています(笑)。それでも入社して2〜3年の間に、住宅の業務をいろんな角度から経験できたので、そこで学んだことに助けられています。
土地の仕入れ業務で学んだ交渉のやり方や契約書の見方は、今まさに新規案件をどんどん取りに行くために必要なスキルだし、住宅管理では賃貸物件オーナーの立場から管理運営を任されていたので、現地デベロッパーがつくる収支もイメージしやすいです。
メンバーも会社も挑戦の真っただ中。だから自分もやるしかない

Q.いちばん印象深いプロジェクトは?
やはり、ダラスの物件ですね。初めて主担当となったプロジェクトでもあるので。
入社2年目の終わりくらいに、メイン担当だった先輩から引き継ぐことになったんです。ただ、当社としても海外の実績はまだ少なくエキスパートといえる方もいないので、自分でやるしかない。とにかく情報を集めて、社内の各部署と調整しながら、契約関係も勉強してという毎日でした。
それでも、ダラスの案件でなんとかクロージングまで持っていけたことが、次のオーランドの案件で活きています。契約のドキュメンテーションの際にも、全体の流れを把握しながら進めることができました。
Q.アメリカと日本、仕事のやり方で違うところは?
進め方の効率がいいなと思います。目標が明確でアプローチが早い。日本だと社内稟議にも時間がかかるなど一つひとつ積み上げていくような進め方ですが、彼らは無駄なことはやらないと徹底しています。
その反面、チェックが緩いときもある(笑)。日本なら数字が合わないなんてあり得ないことですが、「多少違ってもリターンは取れてるからOKだろう?」みたいな感覚。投資をしている私たちとしては、そこは日本のスタイルで明確にしていきますが、それぞれに見習うべき点があっておもしろいですね。
若手の挑戦を受け入れ、
応援してくれる環境
Q.入社を決めた理由は?
いちばんの理由は、駅前などの好立地な物件開発に携われること。その他の鉄道系デベロッパーも考えましたが、住宅系か商業系のどちらかに特化していたり、商業系事業は鉄道本体が担っていることが多いようでした。その点、当社は商業系事業と住宅事業の両方を担っているので、チャレンジの可能性も広いなと思いました。

Q.もともとまちづくりに興味があったのですか?
経済学部のゼミで「鉄道を起点にしたまちづくり」の研究に関わってからです。最初は鉄道に興味があったわけじゃないんですが、そのうちに駅を中心とした街づくりとかコンパクトシティとか、そういうテーマに惹かれていきました。
もっと遡ると、父親が建築関係の仕事をしていて、小学生の頃から夏休みになると現場に連れていかれてたんです。だんだんと出来上がっていく様子を見て「楽しそうだな」と思っていました。


Q.この会社に入って良かったと思うことは?
若手の挑戦を受け入れてくれる環境があるところです。若いうちから大きな案件を主担当として任せてもらえるのは、責任もあるけどやりがいも大きいです。
今回の公募制度に志願したときも、直属の上司や先輩がすごく応援してくれました。ダラス案件を担当していたこともあり、「自分のやりたいことなら、頑張れ」と背中を押してもらいました。今でも一緒に飲みに行ったりと仲良くさせてもらっています。
応援してくれる人たちの期待に応えるためにも、もっともっと力をつけていきたいです。

「成長したな」と思うことは? 物事を柔軟に考えられるようになった
文化も感覚も違う人たちと仕事することで、心が広く柔軟になったと思います。日本のやり方をそのまま持ち込むのではなくて、「相手が何を大事にしているか」を考えつつ行動するようになりました。
英語の力は鍛えられていますが、現地企業と深い話をするにはまだまだ足りません。社内制度を利用して、英会話学習を続けています。
わたしのオフタイム
平日はフレックス制度を活用して、ナイターでサッカーの試合を見に行ったり、ライブに行ったりします。
休日は、友人や職場の人とキャンプに行くことも多いです。

一日のスケジュール
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7:00
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起床
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8:15
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出社
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8:30
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ミーティング
稼働物件に関して関係者と打ち合わせ
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9:30
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メールチェック
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10:00
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契約関連の書類確認
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12:00
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昼食
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14:00
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ミーティング
新規案件の投資について検討打ち合せ
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18:00
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退社
社内のサッカー好きメンバーとナイター観戦へ
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22:00
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帰宅
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23:00
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就寝
※ 所属部署は、インタビュー当時の部署を掲載しております。