「MIPIM Asia Awards 2017」住宅部門で金賞を受賞。ハイグレードマンションに挑戦!

キャリア採用

住宅事業本部 事業推進部
事業企画課 主任
西川 千菜美

「MIPIM Asia Awards 2017」住宅部門で金賞を受賞。ハイグレードマンションに挑戦!:【キャリア採用】住宅事業本部  事業推進部  事業企画課  主任 西川 千菜美

チームが一丸となれたからこそ成功できた。 チームが一丸となれたからこそ成功できた。

「MIPIM Asia Awards 2017」住宅部門で「J.GRAN THE HONOR 下鴨糺の杜」が金賞を受賞しましたね。ジェイグランで初めてのハイグレードマンション。まさにゼロからの挑戦だった。

実は私は当初、プロジェクトメンバーではありませんでした。でも、京都出身で由緒ある下鴨神社のプロジェクトには興味があったので、担当されていた先輩に積極的に話を聞いていました。その後、私もメンバーに加わることになり、先輩から企画の部分を任せてもらえることになったんです。とてもうれしかったのですが、そこからが想像以上に大変でした・・・。(笑)

ハイグレードマンションは、当社では初めてのチャレンジでした。今まで手がけてきたファミリー層向けのマンションとは世界観がまったく違うし、ターゲットとする富裕層のニーズも分からない。もう本当にゼロからのスタートでした。

それに加えてこの物件のミッションとして、世界遺産にも登録されている下鴨神社が長い歳月をかけて築いてこられた伝統やブランド、また、糺(ただす)の森という美しい緑の空間を尊重しながらも、新たな住宅の価値を築いていくということがありました。
計画にあたっては、神社様の意見も伺いながら、設計会社や関係者の皆様と数えきれないほどの打ち合わせを重ねました。また、社内でも何度も企画会議を重ねて、商品づくりを行ってきました。

世界に認められる物件を開発できた要因は何だったのでしょう?メンバーそれぞれが能力の120%を発揮できたチーム力

こんな名誉ある賞をいただけたのは、社内のメンバーはもちろん、設計会社や建設会社の方々みんなが熱い思いをもって、一緒に突っ走れたからじゃないかと。チーム一丸となって頑張れたからだと思うんです。

この物件には、さまざまな課題がありました。たとえば、京都市で最も厳しい風致地区に指定されており、さまざまな厳しい制限があったり、糺の森の環境を守るために既存の樹木を生かして施工しなければならなかったり、お客様からのご要望による設計変更に対応したり。その一つひとつが、とてもハードルが高かったんです。でも、チームでアイデアを出し合って試行錯誤しながら計画を進めていきました。プロとして各会社のメンバーそれぞれが能力の120%を発揮できたチーム力が成功につながったと思います。

ですから、現場ができあがってきて仮囲いが撤去されたときは本当に感動しました。あれはずっと忘れられない思い出です。

そういった企画力はどうやって身につけたのですか?ターゲットとなるお客様が望むニーズやウォンツを、まじめに調査・分析すること。

この部署に異動して最初の1~2年は本当に苦労しました(笑)。前職では賃貸マンションの設計をやっていたのですが、分譲マンションは初めてでした。当たり前ながら、分譲はお客様から選んでいただかないと売上につながらない。数ある物件のなかからお客様に選んでいただくためには、お客様が何を求めているのか事前にしっかり調査し、カタチにしていかないといけない。間取りはもちろん、暮らしをサポートする仕組みづくりなどさまざまな工夫が必要です。

一番最初に担当させてもらった物件では、販売がスムーズに進まない時期もあったりして、そのときにお客様のニーズやウォンツをしっかり調査・分析することの大切さを痛感しました。でも今思えば、その経験があったから、もう一度勉強し直して頑張れた。上司にもいろいろとフォローしてもらいました。

当時は「早く追いつきたい」という一心で、先輩方にどんどん質問したり、過去の資料を調べたり。共同事業物件では、他社さんから良い点を学ぶこともできましたし、新しいアイデアは上司にどんどん提案していきました。そうやって何かひとつ成功すると、楽しくなってくるんですよね。

今回の下鴨プロジェクトで、ステップアップできたのでは?チームをまとめる力、先導する力がアップした。

経験値が上がったことはもちろんですが、チームをまとめたり、みんなを引っ張って先導したりする力を養うことができたと思います。大きな案件になるほど、自分ひとりでは何もできないので、いろいろな方に動いてもらわないといけない。そのためには、まず自分がこう進めたいという強い思いが必要で、それを上手く伝えて、チームで共有できることが大切。みんなの思いが重なって、1つの方向に働いていくんですよ。そんなことの繰り返しが良い物件を作り上げていくのだと思います。

当社は、経営層とも距離が近いので、今回の受賞も「担当者のみんなが頑張ってくれたからできたことだ」と直接褒めていただきました。
話は変わりますが、役員の皆様とは、私にとって思い出深い出来事があるんです。入社前の最後の役員面接というときに、見内に不幸がありまして指定の日に行くことができなかったんです。それでも役員の皆様がせっかくだからと、わざわざ私一人のために別の日に面接してくださった。私としては、申し訳ない反面、すごく温かい会社だなと。そのときに会社の将来について夢のあるお話を聞かせていただきました。その思い出があるので、多少しんどいことがあっても頑張ろうと思えるのかもしれませんね。

強い思いが良いものを作り上げる。 強い思いが良いものを作り上げる。

女性社員としてもパイオニア的存在ですが、後輩へのアドバイスは?男女関係なく、成長しようとする社員に機会を与えてくれる会社。

そうなんですよ、私がキャリア採用で初めての女性社員。改まってアドバイスできるようなことはないですが、入社してすぐは早く成果を出さないといけないと初めは焦ってしまうみたい、私もそうだったんですが(笑)。でも当社は上司や先輩方がちゃんとフォローして見守ってくれていますから、まじめに一生懸命やっていたら評価される会社です。
私もいろいろ失敗はしましたが、下鴨の物件や他にもチャレンジングな物件を担当させてもらえるのは、普段の仕事ぶりを見てくださっているからだと思います。

女性の後輩社員に対しては、女性同士だから話しやすいこともあるでしょうし、話すことで発散できることもあるので、できるだけコミュニケーションをとるようにしています。先輩後輩というより、みんなで助け合っていこうねといつも話しています。

プライベートはどのように過ごしていますか?休日はのんびり過ごしてメリハリをつける。ウォーキングや野球観戦も。

主人と二人なので、休みの日は一緒にウォーキングしたり、野球観戦に出かけることも多いです。食べることが好きなので、近所のお店に出かけたり。
仕事が忙しくなってくるとどうしても意識が集中しがちなので、仕事とプライベートのバランスはしっかりとるように心掛けています。

※ 所属部署は、インタビュー当時の部署を掲載しております。

住宅事業本部 事業推進部 事業企画課 主任

西川 千菜美

2010年入社

キャリア採用の女性社員第一号。今はたくさんの後輩が増えましたが、女性社員のベンチマークとして、よい見本となれたらいいなと思っています。

一日のスケジュール

AM 6:00

AM 6:00

起床

AM 8:45

AM 8:45

出社

AM 9:30

AM 9:30

課内ミーティング

お互いの進捗状況を報告・確認する大切な時間。

AM 10:00

AM 10:00

設計事務所とのミーティング

できあがってきた図面をチェック。キッチン寸法がおさまらない。ピンチ!

PM 0:00

PM 0:00

ランチ

忙しいときは自分のデスクで簡単にすませることも多いが、気分転換に近くのカフェでランチすることも。

PM 1:00

PM 1:00

施工会社とのミーティング

課題となっていたエントランスのデザインの方向性を決める。

PM 4:30

PM 4:30

広告代理店とのミーティングへ

販売時に使うの図面集やパンフレットがアップされてきた。詳細までしっかりチェック。

PM 7:30

PM 7:30

帰宅

共働きなので、帰宅時間が合えば、さくっと外食。

AM 11:00

PM 11:00

就寝