根っからの技術屋だった自分の世界が人と関わる仕事を通じてグンと広がった。

キャリア採用

住宅事業本部 カスタマー事業部
次長兼カスタマーセンター長
松下 寿夫

根っからの技術屋だった自分の世界が人と関わる仕事を通じてグンと広がった。:【キャリア採用】住宅事業本部 カスタマー事業部 次長兼カスタマーセンター長 松下 寿夫

最後の一秒まで考え抜け! 最後の一秒まで考え抜け!

現在は主にどういったお仕事を?いまに繋がる技術、ゼネコン時代の経験が活きる。

カスタマー事業部というのは、私どもが提供する分譲住宅の品質管理に関わる仕事を行う品質管理課と、アフターサービスを中心に行なうカスタマーセンターの2つの課があります。今は次長兼カスタマーセンター長として、この組織の運営にあたっています。
社会人となって10年以上ゼネコンで建築工事に従事しました。一口に建築工事といっても、岩盤が相手の杭工事、ミリ単位以下の仕上げ工事、あるいは震災復旧工事など幅広くあり苦労の連続でした。でもやはり、一番難しかったのは、現場でさまざまな職人さん・・・たとえば自分の親世代の人や、強烈なキャラクターを持った人達にも、指示通り作業してもらわないといけなかったことですね。

人を相手にする仕事は今でもとても難しいですよ。ただひとつ気をつけていることは、当社のお取引先はもちろん、部下といえども相手をリスペクトし、率直に話し合うことです。そういうことは20代のゼネコン時代に身に付けたものが活きている気がします。

この仕事の難しいところ、おもしろいところはどんなことですか?誠意をしっかり伝えることも大事な責任。

私たちカスタマー事業部の大切な仕事のひとつとして、住宅をご購入いただいたお客様へのアフターサービスがあります。
お客様には、誠心誠意、真摯に向き合うのは当然のことですが、もうひとつ大切なことがあります。それは、お客様に伝わるように伝え方のプランを考えること。もちろん誠意は大事ですが、それだけでは伝わらないことがあると思っています。

お客様はお一人おひとり伝わり方も考え方も違いますし、状況も違いますので、そのときそのとき、その方に合わせた伝え方のプランを案件の担当者と一緒に考えます。お客様に納得・満足していただくための道筋は人によって毎回違いますし、これが正解というものがあるわけでもない。
難しいですが、よい人生経験を積ませていただいています。

入社して「この会社いいな、なるほどな」と感じた点は?最後の一秒まで考え抜く、それがルール。

大きい会社ほど必ずルールがあって、そのルールから逸脱した時点でNGになるということがあります。一つひとつ個別に検討していたらきりがないから、枠に当てはめて判断してしまうんですね。

その点、私たちのやり方は少し違います。もちろん、安全に関することは厳格なルールがありますし、部屋の間取りや設備の仕様といった設計上のことでも一定の基準はあります。
しかしその基準にとどまらず、それを超えてその都度その都度、プロジェクトメンバーが中心になってお客様にとっての最善を考え抜いていく。それが「すべては住まう人のために」という私たちの流儀です。
上司にはいつも、「それが本当に最善なのか、最後の一秒まで考え抜け」と言われます。大変ですが、考えに考えて、それがピタッとはまったときは最高に気持ちがいいですね。

入社してから、自分が変わったなと思うことはありますか?仕事で勉強することで、どんどん自分の世界が広がっていく。

カスタマー事業部というのは、周囲が思う以上にいろいろなことをやっています。品質管理とかアフターサービス、注文住宅の請負などハード的な仕事に加え、賃貸管理や仲介事業など、ソフト的な仕事もあって非常に幅が広いんです。

もともと私は技術の仕事しかしてこなかった人間ですから、ハード系は知識も経験もあります。でもソフト系の仕事では、取引関係や法律の知識、宅建の知識や収支計算、今の経済の動向など、幅広くさまざまな新しい知識やスキルが求められる。 おかげでプライベートでの興味の幅も広がりました。
そしてハード系でも、たとえばアフターサービスで、お客様からのお申し入れにお応えするために、それまで当たり前と流していたことを深く調べることにより、新たな知識や考え方が広がったりもしました。ほんとうに毎日が勉強で、あっという間に時間が過ぎていきます。

今から思えば、ゼネコン時代は現場がすべてで、そこをおさめることだけを考えていた。限られた世界で仕事をしていたなあと思いますね。

百人百様をたのしむ。 百人百様をたのしむ。

転職にあたって、JR西日本不動産開発を選んだポイントは何ですか?やりがいも安定性も、家族との時間も確保したい。

時代背景もあるのでしょうが、ゼネコンの頃は終電で帰って始発で出勤、竣工間近になると現場に泊まり込むことはザラでした。家族には負担をかけたと思います。
その後いわゆる確認検査機関に転職したのですが、子供の頃からものづくりが好きだったこともあり、自分の思いが十分に満たされていないところもありました。

そこでまた転職を考えたときに、私の持っていたスキルが、そのとき当社が欲していた人材とちょうど一致したんです。私が惹かれたのは、ものづくりに携われる点や、ワークライフバランスがとれ経済的な安定性も高い点。さらに会社のポリシーである安全への取り組みや、品質への強いこだわりに共感できたことが決め手になりました。
実際に転職してみて、仕事のやりがいがあり、家族との時間や趣味の時間も増えたのは大きいですね。

中途で入社してみて、職場の雰囲気はいかがですか?自分のカラーを活かせるモザイク模様がおもしろい。

当社はいわゆる「中途採用が感じる壁」みたいなものがまったくないのが特徴だと思います。
たとえば、大きな組織に中途採用で入ると、単一の色のなかに1点ぽつんと浮いてしまって、合う人もいれば合わない人もいます。ところが当社は中途採用で入った人がとても多いので、みんな違う色をした、違うカタチをしたピースが集まって、カラフルなモザイク状になっているような感じなんです。

大きな会社でみんなが1つの色に染まっているのもいいんですが、どんな色でもどんなカタチでもどこかに入り込めて、自分のカラーを活かして活躍できる。当社にはモザイクならではのおもしろさがあると思います。
もし中途採用で馴染めないんじゃないかと心配している人がいたら、そんな心配は無用。腕に覚えのある人は、そのスキルをさらに深めたり広げたり、持ち前のスキルを中心に新たなスキルを獲得するなどしてほしいですね。

※ 所属部署は、インタビュー当時の部署を掲載しております。

住宅事業本部 カスタマー事業部 次長兼カスタマーセンター長

松下 寿夫

2006年入社

仕事に対しても部下に対しても、まじめに誠実に向き合うようにしています。何にでもコツコツ取り組んで妥協できない職人気質は、同じく建築屋だった父親ゆずりかもしれません。いまの趣味はベランダ園芸。胡蝶蘭や月下美人を咲かせる楽しさにハマっています。

一日のスケジュール

AM 6:30

AM 6:30

起床

AM 8:30

AM 8:30

出社

その日の仕事の段取りを確認しつつ、メールチェック。部下からの報告を受け、個別にアドバイス。

AM 10:00

AM 10:00

カスタマーセンター会議

進行中の事案について報告を受け、全体像を把握。

PM 0:00

PM 0:00

ランチ

ランチを食べながら、部下や他部署の人と交流。食後は午後の仕事に向け、頭のなかをいったんリセット。

PM 1:00

PM 1:00

部下からの業務説明など

進行中のプロジェクトやあらたな案件などについて、担当メンバーがそれぞれ状況を報告。実務者とは異なる視点でチェックし、問題なければ承認のうえ、次工程にすすめる。

PM 5:00

PM 5:00

デスクワーク

デスクワークの合間に、部下に雑談を交えて声をかけ、スムーズに仕事ができるように誘導。

PM 6:30

PM 6:30

退社

PM 7:30

PM 7:30

夕食

帰宅して夕食をとりながら、家族と会話。

AM 0:00

AM 0:00

就寝