JR金沢駅西口 広岡３丁目におけるオフィスビル及び立体駐車場の竣工について

■建物外観

■オフィスビル「JR金沢駅西第四NKビル」

【本施設の特徴】

広岡地区は、金沢市都市計画により駅西新都心の中核として位置づけられ、魅力ある商業及び業務地の形成を図るエリアとされており、JR西日本グループとしても北陸新幹線のネットワークを活かしたハブとなるエリアを目指しております。金沢市内において約25年ぶりの大型オフィスビルとなる本物件は、金沢駅より徒歩約４分の好立地を活かし、新都心の一翼を担う新たな地域拠点の形成に寄与します。また、社会の要請や期待に応えるべく充実した感染症対策やBCP対策、人々の交流に対応する仕様を備えた本物件は、すべての人にとって、いつまでも安全・安心で快適な空間と時間を提供するオフィスビルを目指します。

【施設概要】

【オフィス空間】

・専有部

金沢市内のオフィスで最大のフロア面積約678坪を有しております。また、センターコア形式で、無柱空間の貸室は、レイアウトの自由度が高く、最小で25坪まで分割可能なため、様々な入居者様のニーズに対応可能です。

・共用部

本施設には、入居者の快適性や知的生産性をさらに高める空間として、ミーティングやデスクワークも可能な１・２階のレストスペースや各階リフレッシュスペース、緑豊かで開放感のある屋外空間のほか、少人数のWEB会議から大人数のセミナーまで利用可能な仕様・設備を備えた貸会議室など、多様なコミュニケーション、ワーキング環境に適した共用施設を備えております。

【感染症・BCP対策】

感染症対策として、エレベーターの非接触ボタンの採用、１階エレベーターホールやエレベーター内部、貸室出入口の抗ウイルス抗菌処置により、接触による感染症の拡大リスクを軽減しております。また機械換気と自然換気の併用が可能な貸室や、エレベーターの強制換気などにより、換気性能も向上させております。

BCP対策としては、防災備蓄倉庫を備えるほか、２回線受電方式の導入や非常用発電機設置による最長72時間の電力提供、井戸水の確保、防災センター・電気室等重要設備の浸水対策により、災害時等にインフラが遮断された際もビル屋内の一部電気供給やトイレ利用を可能とし、オフィスビルの機能が一定時間維持できる対策を講じております。

【快適性と両立した、未来につながる社会・環境への取り組み】

・省エネ

全熱交換器やLow-Eペアガラスの採用等により空調効率を高めるほか、自動調光システムの採用により、常に執務室の明るさを自動で最適な光量に調整することで、ビル全体のエネルギー消費量を削減しております。

・ダイバーシティ

オストメイトにも対応する「だれでもトイレ」や女性専用の休憩室の「ケアルーム」を設け、すべてのビル利用者様にとって快適に働きやすい、過ごしやすい環境を提供しております。

・CASBEEウェルネスオフィス　最高位Sランク認証取得

建物利用者の健康性、快適性の維持・増進を支援する建物の仕様、性能、取組みが評価され、CASBEEウェルネスオフィス認証では、最高位のSランクを取得しました。

■立体駐車場「タイムズ百番駅西パーキング」

【歩行者動線確保の取り組み】

金沢駅や「金沢百番街」にお越しのお客様にとっては、駐車場と施設が直結していない分、できるだけご不便をおかけしないよう、最短距離で「金沢百番街」へ行くことができるように、歩行者用通路を新設しました。こちらの通路を通っていただくことで、回り道をすることなく、金沢駅に向かうことができます。

【オープン特典】

■SDGsへの対応

JR西日本グループでは、「人々が出会い、笑顔が生まれる、安全で豊かな社会」という「めざす未来」はコロナ禍以降も変わらないものと考え、その未来の実現に向け取り組みを進めています。

今回ご案内の取り組みは、SDGsの17のゴールのうち、特に ３番、５番、７番、８番、11番、13番に貢献するものと考えています。

■位置図

■参考